私たちが日々豊かに暮らすにあたって最も重要なこと。
それは「安全に」日々を過ごせることではないでしょうか。
昨今、国外ではテロの被害があったり、国内では相次ぐ自然災害。
日本国内外、どこにいても100%安全な状態はあり得ないのだと痛感します。
そんな時、自分の身をしっかり守れることが、まずは豊かな生活を送るための最低限の条件ですよね。
ここでは、万が一大きな地震が起こってしまった時に、その被害をできるだけ抑えるために出来る対策法についてまとめていきます。大きな地震が起きた時の被害を抑えるための対策法は細かいものを見れば、たくさんありますが、その中でも特に有効な方法3つに絞ってご説明します。
01.備蓄する
1つ目の対策法は、何と言っても備蓄品をすぐに持ち出せるように揃えておくということです。最も基本的な対策法ではありますが、最も効果の高い方法の1つになります。では具体的には何を備蓄品として揃えておくべきなのかというと、原則として食料品と水は必要だと言えます。なぜなら大きな地震が一度起きると、食料や水が簡単に手に入らない状況になることが珍しくないからです。さらにその期間は1日~3日ほど続くこともあるので、そのくらいの期間分の備蓄品は揃えておく必要があります。また食料に関しては当然水や加熱することが出来なくても食べられるもの、そして水に関しては何らかの組織からの支給を受けられるような容器も用意しておくのがポイントになるでしょう。
02.家庭内での役割分担
2つ目の対策法は、地震が起きた時に誰が何を対応するのか、事前に話し合っておくことです。大きな地震などの非日常的な物が起こると、冷静な判断が下せなくなり、それによって被害を大きくしてしまうことがあります。それを予防するのに非常に効果的なのが、まさに事前の話し合いなのです。なぜ効果的なのかというと、事前に何をするのか役割分担をしておけば、していないのと比べて断然に効率的に物事に対処することができるからです。話し合いはあまり時間がかからないので、備蓄品を用意するのと同じく最低限のこととして行っておくべきでしょう。
03.避難経路の確認
そして残る3つ目の対策法は避難経路などに危険なところが無いかチェックしておくということです。例えば、大きな地震が起こると脆い外壁などが崩れてきたりして、それによって怪我をしてしまうことがあります。それを防ぐためには地震が起きた時の避難経路にそういった危険のあるものがないかチェックしておき、あるのならそこを通らないようにするか、倒れないように補修などをしておくなどの対策をしておくことが有効になります。こういったことは地震が起きてはじめて危険となるものが多いので、普段の生活の中で何ら問題がなくても、一度は念のために危険となるような可能性がないか、確認しておくべきなのです。